Fire TV Stick(New モデル)の発売日は2017年4月6日。価格は旧型から据え置きの4980円。アメリカで発売済みの新型と旧型の価格やスペック(性能)も比べてみた。アマゾンの新しい音声認識機能「Alexa(アレクサ)」が日本語に対応すれば、日本のAmazon.co.jpでも最新のFire TV Stick 2(第2世代)が発売されるかも…と思っていたが予想は外れた。
▼新型Fire TV Stickのレビューはこちら
目次でサクッと理解
Fire TV Stickとは?
Fire TV StickはAmazonが販売している棒状の端末(デバイス)のこと。HDMI端子対応の液晶テレビに挿して設置するだけで映画やビデオ、海外ドラマなどをテレビの大画面で楽しめます。
Youtubeの視聴はもちろん、HuluやAmazonプライムビデオの視聴にも最適です。
▼こんな感じのイメージ
そんなFire TV Stickですが、アメリカのAmazon.comでは2016年10月20日に新型のFire TV Stickを発売しており、日本での発売はいつになるのか待ちきれない人が大勢いるかと思います。
今回は「Fire TV Stick 2」とも言われている第二世代Fire TV Stickに関する最新の情報をまとめてみました。
日本では「Fire TV Stick(New モデル)」として2017年4月6日に発売予定となりました。アマゾンには既に商品ページが出現しています。現在予約受付中です。旧型でもほぼ常に品切れ状態だったので、急いで予約した方がいいかもしれません。
▼画像をクリックすると「Fire TV Stick(New モデル)」の商品ページが開きます
新型と旧型のスペックの違いを比較
※性能等が上回っている場合は太字。新型のスペック等は日本向けに変更される可能性があります。
新型Fire TV Stick | 旧型Fire TV Stick | |
---|---|---|
価格 | ¥4,980 | ¥4,980 |
プロセッサ | クアッドコア | デュアルコア |
メモリ | 1GB | 1GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
音声認識リモコン | あり | なし |
音声認識付きリモコンアプリ | あり | あり |
ゲーム | カジュアルゲーム | カジュアルゲーム |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ802.11a/b/g/n (MIMO) | デュアルバンド、デュアルアンテナ802.11a/b/g/n (MIMO) |
イーサネット | なし | なし |
外部ストレージ | なし | なし |
USBポート | なし | なし |
参考:Amazon.co.jp – Fire TV Stick, Fire TV Stick (New モデル)
旧型との大きな違いはプロセッサ(CPU)がクアッドコアになったということですね。メモリやストレージは変わっていません。
また米国で販売されている新型の場合は、Alexa対応のリモコンが付いてきます。
「Fire TV Stick(New モデル)」では音声認識リモコンが付いてきます。Alexaの実装はソフトウェアアップデートで対応するものと考えられます。
Alexa(アレクサ)とは何か?
Alexa(アレクサ)とはAmazonが開発したクラウドベースの音声認識サービスのこと。Alexaによって生活の質が今より向上するのではないか、と期待されています。
簡単に言えばAlexaとは、Alexaに対応した端末に「アレクサ」と呼びかけ、その後にしてほしいことを言うとその通りに実行するというものです。
例えばAlexaに対応したスマートスピーカーである「Amazon Echo(アマゾンエコー)」・「Echo Dot(エコードット)」・「Amazon Tap(アマゾンタップ)」に、「アレクサ、ジャズをかけてくれ」と言えばジャズが流れてくるといった具合です。
他にも曲名を言って指定の音楽をかけることもできますし、4000万曲以上の音楽が聴き放題のSpotifyにも対応しています。ニュースや天気予報について教えてくれたり、Uberを呼んだり、ピザを注文することも可能です。
ショッピングリスト(タスク)に買っておきたい物を追加しておき、後でスマホで確認したりもできます。
AppleのiPhoneで扱えるSiriのように、生きる意味やジョークについて訊ねても面白い回答をしてくれます。
参考:Amazon Echo UK Review: "Alexa, How Do You Do?" – YouTube
新型「Fire TV Stick」の価格は据え置きになる?
新型のFire TV Stickの値段は、旧型と同じになるかもしれません。なぜならAmazon.comでも新型の価格は据え置きになったからです。
Amazon.comでは新型のFire TV Stickを39.99ドルで販売しており、Amazon.co.jpで販売されている旧型のFire TV Stickの価格である4,980円と大きな差はありません。
確かに多少は日本の方が高いのですが、円安が過剰に進まない限り値段は据え置きとなることでしょう。
「Fire TV Stick(New モデル)」の価格は4,980円です。価格は旧型と同じになりました。
新型「Fire TV Stick」の日本での発売はアレクサ次第
それでは新型のFire TV Stickはいつ発売されるのでしょうか? これはあくまでも予想ですが、Alexaが日本語に対応した時に発売日が決定されるのではないかと私は睨んでいます。
なぜならアメリカでは新型が「Fire TV Stick with Alexa Voice Remote」として発売されたからです。つまりAmazonは、Fire TV StickでもAlexaが使えることをアピールしつつ発売したのです。
なので日本でも同様のセールス手法が使われるのではないか、と予想しています。
新型のFire TV Stickの発売が日本で遅れているのは「Alexaがまだ日本語に対応できていない状態だから」というのが一番の理由でしょう。逆に言えばAlexaが日本語を扱えるようになったら新型がもうすぐ発売されるというわけです。
しかしAlexaが日本語をうまく扱えるようになる前に、新型が日本でも発売される可能性は少なからずあります。その時はソフトウェアアップデートか何かで、新型のFire TV StickがAlexaに対応するものと考えられます。
予想に反して、新型の「Fire TV Stick(New モデル)」はAlexaに対応する前に発売日が決定されることになりました。「Fire TV Stick(New モデル)」の発売日は2017年4月6日です。Alexaの日本語対応はいつになるのかは未だ不明ですが、Alexaが日本語を扱えるようになった後は、「Fire TV Stick(New モデル)」もAlexa対応を謳って販売されるはずです。
(以下、アフィリエイトと関連記事)
発熱問題をあらかじめ回避するためにヒートシンクを事前に買っておいた方が良い
「Fire TV Stick(New モデル)」も第1世代のFire TV Stickと同様に機器が非常に小さいため、発熱問題を抱えていることが考えられます。よってヒートシンクは実質必須です。
旧型ではヒートシンクを付けていないとOSが強制終了したり、動作がカクカクになったりしました。
本音を言うとAmazon Fire TVがベストだが価格に難あり
私はAmazon Fire TVも購入済みです。Fire TV StickよりもAmazon Fire TVの方が価格は二倍以上高いですが、正直言って動作はFire TV Stickよりも遥かにサクサクで感動的なくらいです。体感で2~4倍くらいは速いと思います。
個人的にはAmazon Fire TVを断然おすすめしたいところですが、アプリをあまり使わないならFire TV Stickで十分かと。
▼新型Fire TV Stickのレビューはこちら
▼新型についてざっくり知りたいならこちら!
▼旧型のレビューはこちら