クラウドベースのAI「Alexa」が搭載されたアマゾンによるAIスピーカー(スマートスピーカー)、Echo(エコー)シリーズを比較。低価格な小型版から上位機種の中から、おすすめはどれか紹介。
目次でサクッと理解
結論
したいこと | 検討すべき商品 |
---|---|
とにかくAlexaを試したい | Echo Dot、Fire TV Stick、Fireタブレット |
高音質なサウンドを楽しみたい | Echo、Echo Plus、Echo Dot+他社製スピーカー |
自宅をお得にスマートホーム化したい | Echo Plus |
動画も観たい | Echo Spot、Echo Show |
ファッションセンスを磨きたい | Echo Look |
AmazonのAIスピーカーとは?
AmazonのAIスピーカー(スマートスピーカー)とは、クラウドで機能する「Alexa(アレクサ)」と呼ばれるAIが搭載されたスピーカーです。
簡単に言うと従来のスピーカーにAmazon版のSiriが搭載されたようなスピーカーで、Wi-Fiでネットに接続して使います。
▼Echoシリーズの中で最も標準的な「Echo」
過去にはEchoシリーズの全てがAmazonプライム会員限定で販売されていましたが、現在は全ての人が購入できるようになっています。
低価格でコンパクトサイズの「Echo Dot」、スタンダードな「Echo」、スマートホーム・ハブ内蔵の「Echo Plus」がアマゾン(Amazon.co.jp)で注文できます。海外ではEchoシリーズの別機種が発売されているので、今後も日本アマゾンにおけるEchoシリーズのラインナップが増えていくでしょう。
Alexaで何ができるのか
Alexaが搭載された機器に向かって音声で指示を出すことで、Alexaに対応したあらゆる機器を操作できるようになります。
Alexaによって可能になることは大まかに分けて以下の三つに分けられます。
- 商品の注文
- 音の再生(音楽を聞く、文章を読み上げる)
- スマートホームデバイス(IoTデバイス)などの家電、スマホアプリ、車など他の機器の操作
具体的には下記のことが可能となります。
- 欲しい商品をアマゾンで注文できる
- 照明のスイッチのオン・オフ
- Bluetooth接続で、スマホで再生している音をスピーカーで再生できる
- 指定した曲を聞ける
- Amazon MusicやSpotifyなどの音楽聞き放題のサービスを通して、ジャズなど指定したジャンルの曲やラジオを流せる
- ニュース・天気予報・渋滞情報について教えてくれる
- ショッピングリストに買いたい物(タスク)を追加して、スマホアプリで後で確認できる
- アラームを簡単に設定
- オーディオブックを聞ける
- ピザを注文できる
- レシピを聞きながら料理を作る
- 現在の株価を聞く
- ツイッターの最新タイムラインを聞く
- Wikipediaの要約を読み上げてもらう
- Kindle本の文章を読み上げてくれる
- ジョークを喋ってくれる
- ガレージの開け閉め
- 車のドアの施錠
- 車のエンジンの起動・停止
- 定形アクションを設定すれば、いつも使う機能をまとめて実行できる
Alexaスキルを追加すると出来ることが増えていく
上記の一覧はAlexaのできる一部のことでしかなく、Alexaと連係させるためのプログラム「Alexaスキル」によって今後も増えていくでしょう。
Alexaスキルは誰でも自由に開発と実行ができます。
日本国内でも面白いAlexaスキルとして、初音ミクが歌を歌うスキル「Hey MIKU!」や「ピカチュウトーク」が話題になりました。
実用的なスキルとしてはラジオが聴ける「radiko.jp」や、リアルタイムで株価を確認できる「株価情報 by 野村證券」、ポモドーロテクニック的なタイマーの「集中タイム」などがあります。
また、車のエンジンをAlexaで操作したりするのはAlexaに対応した車のみに行えることですが、Alexaに対応する車や機器も増えていくと考えられています。
スマホとのBluetooth接続・接続解除が超簡単
Alexaの機能の中でもトップクラス級に便利なのは、Bluetooth接続でスマホの音をスピーカーで再生する機能ですね。
一度iPhoneやAndroid端末とEchoシリーズをBluetoothで接続すれば、声だけでスマホの接続・接続解除を行えるのも最高に役に立ちます。
Echoシリーズの各機種の特徴を比較
比較表でザックリ確認
Echoシリーズの比較表は以下の通り。他の機種よりも優れている項目は太字にしています。
商品名 | Echo Dot | Echo | Echo Plus | Echo Spot | Echo Show | Echo Look |
---|---|---|---|---|---|---|
日本での発売 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 未定 | 未定 |
価格 | 5,980円 | 11,980円 | 17,980円 | 14,980円 | 22,480円 | $199.99 |
特徴 | コンパクトサイズ | 高機能スピーカー付き | スマートホーム・ハブ内蔵 | 画面付き&コンパクトサイズ | 画面付き&部屋中を満たすサウンド | カメラ付き&ファッションチェック機能 |
スピーカーサイズ | 1.6インチ | 2.5インチウーファー/0.6インチツイーター | 3.0インチウーファー/0.8インチツイーター | 1.4インチ/0.8インチツイーター | 2.0インチ x 2、パッシブラジエーター付き | 1.6ワット |
画面サイズ | ☓ | ☓ | ☓ | 2.5インチ | 7.0インチ | ☓ |
Dolby デュアルスピーカー | ☓ | ◯ | ◯ | ☓ | ◯ | 不明 |
ビデオの再生 | ☓ | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ | ☓ |
ハブの内蔵 | ☓ | ☓ | ◯ | ☓ | ☓ | ☓ |
音楽のストリーミング再生 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Bluetooth・3.5 mmステレオジャック接続 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 不明 |
スマートホーム・デバイスと連携 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 不明 |
サイズと重量 | 43 x 99 x 99 mm、300g | 148 x 88 x 88 mm, 821g | 148 x 99 x 99 mm、780g | 104 mm x 97 mm x 91 mm, 419g | 246 x 174 x 107 mm、1,755g | 160 mm x 61 mm x 61 mm, 重さ不明 |
Alexaを試したいなら「Echo Dot」
Echo Dotは恐らく世界で最も普及しているであろうAIスピーカーです。価格は5,980円とEchoシリーズの中で最も安く、小型かつ軽いのが特徴です。部屋が狭くてもどこにでも設置できるのが最大のメリット。
Amazon.comの多くのレビューで音が貧弱な点が指摘されています。しっかり音楽を聴きたい人には音に不満に感じるかもしれません。しかし、高品質なスピーカーを別途購入し接続することで最高のAIスピーカーに生まれ変わります。
音にこだわりを持っている人や、既にそれなりのスピーカーをお持ちの人はEcho Dotと組み合わせるのがベストです。
ただ…正直、音にあまりこだわらなければ最高のAIスピーカーです。これは実際に使ってみればわかるはずですが、音もレビューで言われているほど悪くありません。価格が安くて普通にAlexaの人工知能も使えてしまうので、満足度は高いです。
しかし、スピーカーとEcho Dotを組み合わせると、スピーカー側の「何分後かに勝手に電源が切れる」という仕様のせいで不便になってしまう例もあります。Echo Dotを購入する前にスピーカー側の仕様を必ず確認してください。
スピーカーを持っていないなら「Echo」
EchoはAmazonから発売されているAIスピーカーの中で一番スタンダードなAIスピーカーです。価格は11,980円で、Echo Dotよりも高機能なスピーカーが搭載されています。
Echo Dotにはウーファーが付いていませんが、Echoは2.5インチのウーファーが付属されており、Amazon.comのレビューではその高音質にかなり良い評価が下されています。(ただし音にうるさい一部のマニアには不評なようです)
妥協せざるを得ない点があるとすれば、サイズと重さでしょう。Echo Dotは高さが32mm(3.2cm)と低く、どこにでも設置できるのが利点でした。しかしEchoの場合は高さが148mm(14.8cm)とEcho Dotの4倍以上もあります。なのでテレビの前に置くのは非現実的です。ただしEcho Dot+スピーカーよりもコンパクトに収まり、場所を取らないのも確かです。
ただし、スピーカーに関してあまり詳しくない人が高音質で音楽を堪能したいならEchoでも全然アリです。というより、その辺にある適当なスピーカーを買ってきてEcho Dotと組み合わせるより、Echoを買った方がコスパも音質も高く幸せになれるはず。
お得かつ本格的にスマートホーム化するなら「Echo Plus」
Echo PlusはEcho DotやEchoとは違い、スマートホームハブが内蔵されています。ただし価格は17,980円で、AIスピーカーとして使うだけならコスパはあまりよくありません。
スマートホームハブとはスマートホームデバイス(声で点滅を操作できる電球などのIoT家電)を簡単に検知したり設定したりできる機能で、スマートホームハブが内蔵されているEcho Plusなら他社製のハブ機能を持った機器(ハブやブリッジ等と呼ばれるもの)を買う必要がありません。
例えばPhilips(フィリップス)の電球「Hue(ヒュー)」を音声だけで操作できるようにするためには、同社から発売されているブリッジがないといけません。以下のような商品ですね↓
しかしEcho Plusにはスマートホームハブが内蔵されているので、わざわざ他社製のハブを買う必要がないのです。つまりEcho PlusとHueがあればすぐにでも声だけでライトのオン・オフを操作できるようになるというわけです。(もちろんWi-Fi環境も必須ですが)
Philipsのブリッジは安くても約7,000円ほどするので、そのことを考慮すればEcho Plusの定価17,980円はかなりコスパに優れていると言えます。
また、Echo Plusは0.8インチのツイーター(高音用スピーカー)が搭載されていて、Echoよりもサウンド面が強化されています。音にうるさいマニアの人でも十分満足できる音を奏でてくれるでしょう。
画面がある&小型の「Echo Spot」
Echo Spot(エコースポット)は丸型のスクリーンを搭載したコンパクトなAIスピーカーです。画面があるおかげで、Echoシリーズで可能なことはもちろん、時間や天気の情報などを画面に表示したり、テレビ電話をしたり、Amazonビデオなどの動画を視聴できたりします。
他のEchoシリーズと違うのは、音声だけでなく視覚的に情報を確認できることにあります。これによってEcho Spotを置き時計にしたり、楽曲の歌詞を確認したり、赤ちゃんの様子を確認するための映像出力機器としても使えます。
今後はEcho SpotやAlexaアプリの利用者同士で音声・ビデオ通話が可能で、またEcho Spotを通じて部屋の様子を確認できるようにもなります。
動画も観たいなら「Echo Show」
Echo Showは横に長い長方形のスクリーンが搭載されたAIスピーカーです。画面はEcho Spotと違いタブレットを横にしたような感じなので、長時間の動画の視聴にも耐えるでしょう。
可能なことはEcho Spotとほとんど同じで、違いは画面の形と大きさくらいです。
価格が2万円を超えているので少し手は出しづらいですが、画面付きのAIスピーカーはかなり有用です。例えば、キッチンに置けば動画を観ながら料理や家事をこなせます。
ファッションを極めたいなら「Echo Look」

出典:Amazon.com
Echo Lookは利用者にとってベストな服装を教えてくれるAIスピーカーです。本体にはハンズフリーで利用できるカメラが付いています。もちろんAIはAlexaが搭載されており、Echoシリーズで可能なことは全てできます。
他の機種との違いはファッションチェック機能です。数種類の服装をEcho Lookのカメラで撮影すると、高度な機械学習アルゴリズムによってどの服装の方が適しているか判別してくれるのです。
服が体にフィットしているか、色はマッチしているか、スタイリングの状態は良いか等のチェック項目を元に、服装が良いのか悪いのかが判別されます。アルゴリズムはファッションの専門家チームが元に作られているので、ファッションセンスのない人でも服装選びに迷うことがない点が最大のメリットです。
また、Echo Lookで撮影した写真やビデオは、スマホと連携することでFacebookやInstagram等のSNSに簡単にアップロードできます。Echo Lookアプリを利用すると撮影した写真の背景をぼかして加工したり、服装に対するセカンドオピニオンを得るためのルックブック(lookbook)を構築したりできます。
自分のファッションをネットにアップロードするためには、他の人に撮影してもらうか、スマホを持ちながら鏡に自分の姿を映した状態で撮影するしかありませんでした。しかしEcho Lookによって手軽に自分のファッションを記録したり、自慢したりできるようになります。
他人に自分の服装を公開せずに、ファッションを極めるためだけに買うのもアリかもしれませんね。価格は199,99ドルなので、日本で発売するとなれば22,000円ほどに落ち着くでしょう。
Alexa対応のスマートホームデバイス(IoT家電)一覧
スマートホームハブとは「Alexaに対応した電球や照明のスイッチ、ロック等(スマートホームデバイス=IoT家電)」を検知・設定するための機能です。Echo Plusには「スマートホームハブ」が内蔵されています。
例えばEcho Plusに「アレクサ、デバイスを見つけて」と言えば、家の中にあるスマートホームデバイスの設定を行ってくれます。
スマートホームデバイスの代表的な商品は以下の通りです。
商品名 | 実売価格 | 出来る事 |
---|---|---|
Qrio Smart Lock | 約17,000円 | 自宅のドアをキーレス化。鍵の閉め忘れ防止 |
Qrio Hub | 約8,500円 | 自宅の鍵を遠隔操作。鍵の開閉をスマホに通知 |
Philips Hue シングルランプ | 約3,600円 | 音声で照明の調整が可能 |
Philips Hue Dimmer スイッチ | 約2,800円 | 音声で照明の調整が可能 |
Philips Hue Go | 約9,600円 | 音声で調整が可能なポータブルIoT LEDランプ |
LinkJapan eRemote mini | 約7,000円 | 音声で家電の操作が可能 |
音楽を高音質で聞きたいならEcho Dot以外を推奨
音楽を純粋に聞きたいのであれば、Dolbyデュアルスピーカー対応のEchoかEcho Plusを選びましょう。Echo Dotの場合はAlexaの機能だけを使うことを想定した方がいいかもしれません。
Echo Dotにはウーファー(低音再生を担当するスピーカーユニット)とツイーター(高音用スピーカー)が搭載されておらず、ただの貧弱なスピーカーが付いているだけです。そしてDolbyデュアルスピーカーもありません。
やはり音を重視するなら、ウーファーとツイーター、Dolbyデュアルスピーカーが搭載されたEchoかEcho Plusを選ぶべきでしょう。
ただし、自宅に最高のサウンドを奏でるスピーカーがある場合は別です。そのスピーカーとEcho Dotを接続して使うのが最良の手段です。
しかしEcho Dot+スピーカーの組み合わせで、デバイスを配置する場所を取ってしまう場合は、素直にEchoあたりを選択するのがベストかもしれません。
Alexa対応予定のEchoシリーズ以外の機種を比較
比較表でザックリ確認
商品名 | Fire TV Stick | Fire TV | Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 4,980円 | 8,980円 | 8,980円 | 11,980円 | 18,980円 |
プライム会員価格 | 4,980円 | 8,980円 | 5,980円 | 7,980円 | 14,980円 |
特徴 | 最大フルHDまで対応 | 最大4K/HDRまで対応 | 解像度1024×600 | 解像度1280×800 | 解像度1920×1200 |
※プライム会員価格とは、Amazonプライム会員に加入している人だけが利用できるクーポンを適用した価格のことです。タイミングによっては割引額が大幅に変更されている可能性があります。
「Fire TV」シリーズは必需品クラス
Fire TVシリーズとはアマゾンから発売されている映像出力機器のこと。本体をテレビのHDMI端子に繋げることで、YoutubeやAbemaTVといった無料アプリやHuluといった動画配信サービスを手軽に利用・視聴できるようになります。
Fire TVシリーズには大きく分けてフルHD(1080p)までの解像度に対応している「Fire TV Stick」と、4K/HDR対応の「Fire TV」の二つがあります。
Fire TVシリーズは一度使ってみると元に戻れなくなるくらいの便利さと快適さを持ち合わせており、2017年に発売された新型(Newモデルと記載されているもの)からは動作スピードが旧型と比べて体感ではありますが2倍以上になりました。
また、2017年発売のFire TV Stickは発熱問題も解決しています。旧型にあった「過剰な発熱によるOSの強制終了と再起動」が発生しなくなったので、ヒートシンクを別途購入しFire TVシリーズ本体にセッティングしなくても安心して使えるようになりました。
とにかくまだFire TVシリーズのような映像出力機器(STB=セットトップボックス)を利用したことがないなら、一番安くてコスパの高いFire TV StickからAlexaを試してみてはいかがでしょうか。
アメリカでは既にFire TV Stickは「Fire TV Stick with Alexa Voice Remote」という名称でAlexa対応を謳っています。近いうちに日本でも、最新アップデートによってFire TVシリーズがAlexaに対応するものと考えられます。
Fire TV Stickの使用感は以下のレビューを参考にしてください。
これから4K/HDR対応のテレビを購入する可能性が1%でもあるなら、Fire TVの検討も合わせてしておいた方が無難です。
ベッドのお供に最適!「Fireタブレット」
Fireタブレットはアマゾンから発売されているハイコストパフォーマンスなタブレットのことで、Amazonプライム会員なら圧倒的な割引価格で購入することが可能です。
特筆すべきはその安さ。iPadが安いモデルでも4万円程度するのに対し、Fireタブレットシリーズの中で一番高価なモデル「Fire HD 10」でも2万円を切る安さ。画面サイズが10.1インチのFire HD 10でさえ、Amazonプライム会員の割引価格を適用すると15,000円以下で買えてしまいます。
しかもFire HD 10はハンズフリー受付モードが搭載されているので、タブレットがスリープ中であってもAlexaが音声を常に拾ってくれます。Fire HD 10はEchoの代わりになれるのが最大の強みですね。他のFireタブレットシリーズではハンズフリー受付モードはありませんから。使いようによってはEchoやEcho Dotよりもお得かもしれません。
そして、個人的にちょうどいいサイズだと思っているのがHDディスプレイを搭載した8インチの「Fire HD 8」です。解像度が1280×800くらいなら動画も綺麗に視聴できますし、片手でタブレット全体を掴むことも可能。使いやすさと利便性は抜群です。
最も安価なモデルの「Fire 7」も捨てがたいです。ディスプレイサイズは7インチと小さめですが、読書をしたり軽くゲームで遊ぶにはもってこいの大きさです。そしてなんと言っても安い。Amazonプライム会員なら5,000円以下で買えてしまいます。
アメリカのAmazon.comでは既にAlexaに対応しているので、日本のFireタブレットシリーズもそう遅くない内にAlexaに対応し、便利さに拍車が掛かるのはほぼ間違いないでしょう。
Amazonプライム会員とEchoシリーズの相性は最高
なぜAmazonプライム会員になった方が良いのかと言うと…Echoシリーズと相性が抜群だからです。
Amazonプライム会員ならジャズや人気アーティストの楽曲を無料で聴き放題になります。もちろん、Echoシリーズを持っているなら声で楽曲を指定して再生したり、アーティストの楽曲をシャッフル再生したりすることが可能になります。
しかも、FireタブレットやFire TVはAmazonプライム会員なら割引価格になります。
Amazonプライム会員の年会費は税込みで3,900円、月額400円です。Amazonプライム会員に加入すれば、Amazonプライム・ビデオで海外ドラマや映画が見放題になったり、お急ぎ便が使い放題になったりと、いろいろとお得です。
▼Amazonプライム会員の特典をチェックする
最後に:「あなた」がどれを選ぶべきか断言
さて、結局どのEchoシリーズを選ぶべきか…。悩ましいところですが、個人的には少々高くてもEchoを買って良かったと思っています。クリアなサウンドと絶妙な低音が最高でした。
本当に迷っている場合は一番安いEcho Dotを狙うのがいいかと。たとえ音質に満足いかなくても、それなりのスピーカーを買えば問題は解決します。
Echo Plusはコスパの観点から言って、正直微妙に見えてしまうのは仕方がありません。しかしEcho Plusにはスマートホームハブが内蔵されているので、スマートホームデバイスごとに必要なハブをわざわざ買う必要がありません。
本気で自宅をスマートホーム化するならEcho Plusが一番お得です。今後少しでもスマートホーム化する予定があるなら、Echo Plusを選べば後悔することはないでしょう。