「仮想通貨の確定申告ってどうやるの…?」「ビットコインやアルトコインの売買で利益が出たのだけれど、税金の収め方が分からない!」なんて人のために、仮想通貨で得た利益や損失を超簡単に確定申告するためのおすすめのサービスを紹介します。
確定申告って面倒くさいですよね…。しかも仮想通貨の利益・損失を申告するのはもっと大変です。
しかし今は現代です。難しそうで面倒くさそうな仮想通貨の確定申告をサクッと終わらせてくれるウェブサービスがいくつか存在します!(無料で利用できる物もあります)
「まだまだだなぁ〜」と感じる部分が少々あるのも事実ですが、うまい具合に良い部分だけを利用して、一瞬で確定申告を終わらせちゃいましょう!
というわけで以下より、仮想通貨の税金・確定申告関連のサービスを紹介していきます。
さっそく大本命!クラウド対応の「freee(フリー)」
個人事業主の方ならご存知でしょう。法人・個人向けの会計ソフトや確定申告ソフトを提供している「freee(フリー)」が、仮想通貨の確定申告に対応しました!
freeeの特徴はなんと言っても全てがクラウド対応ということ。会計に関する主要な作業はGoogle Chrome等のウェブブラウザで完結するので、わざわざWindows PCやMacに会計ソフトをダウンロードしたりインストールしたりする必要はないのが最大のウリです。
そんなfreeeが仮想通貨の確定申告に対応…!これはまさに鬼に金棒。
具体的には仮想通貨取引所が発行している「取引履歴のcsvデータ」をアップロードすることで、仮想通貨取引の損益計算をサクッと終わらせてくれます。
出典:仮想通貨利益の確定申告どうしよう?そんな人を助けたい!freeeのマジ価値サービス開発 | クラウド会計ソフト freee
ただし、2018年2月27日時点ではbitFlyerとbitbankだけがfreeeに対応しています。今後も多くの取引所に対応予定らしいので、期待大です。
なお、確定申告書類に反映させるためには「クラウド会計ソフト freee」に申し込む必要があります。「会計freee for 仮想通貨」で仮想通貨の税金を計算して、「クラウド会計ソフト freee」で最終的な調整を行うのが一般的でしょう。
現在別の確定申告ソフトを利用されている方はこの機会にfreeeに乗り換えると時間効率が大幅にアップするはず…。
海外の取引所にも対応!「G-tax」
もしかすると現時点で最強の仮想通貨確定申告サービスかもしれないのが「G-tax(ジータックス)」です。
何と言っても海外の取引所のデータも読み込めるのが凄い!Binance等の主要な海外取引所のデータも扱えます。これはもう最強でしょう…!
具体的には、仮想通貨に精通した「仮想通貨税理士」が申告までしてくれる「Guardian」と呼ばれる有料サービスが無料で使えるようになった感じです。
仮想通貨で1億円以上稼いでしまった人は「Guardian」や「GUARDIAN Light」を利用した方がいいでしょう(ただし定員に注意)。しかし、それほど利益を得ていない人はG-taxで事足りるはず。
多くの取引所に対応!「クリプトリンク(CryptoLinC)」
クリプトリンクもなかなかいいですね。bitFlyer、Zaif、coincheck、QUOINEX(コインエクスチェンジ)、bitbankと多くの取引所に対応しています。もちろん、取引所が発行するデータをアップロードするだけで自動で税金の計算を行ってくれる仕組みになっています。
またクリプトリンクを通して仮想通貨の税金に詳しい税理士たちに格安で確定申告の相談が出来ます。仮想通貨で稼ぎすぎちゃった人はクリプトリンクも検討しておきましょう。
やっぱりクラウドが一番便利
ここまで仮想通貨の確定申告に便利なサービスを紹介してきましたが、なんだかんだ言って最終的には自分で確定申告書を作成しないといけません。
多くのサービスは仮想通貨の税金を計算してくれるだけ。結局はクラウド対応の確定申告サービスを使うのが最もお金と時間が一番掛かりません。
ちなみに、クラウド対応の確定申告サービスを存分に使うとなると有料会員にならないといけませんが、普通の人は1ヶ月分だけ払うのがベストです。
まだクラウド対応の確定申告サービスを利用したことがない人は、無料トライアルを常に実施している「freee(フリー)」などを試してみてはいかがでしょうか。