2018年11月7日発売にAmazonから発売された電子書籍リーダーの「Kindle Paperwhite(2018年モデル)」の外観や使用感を詳しくレビュー。ディスプレイの解像度はiPhone 8並みの300ppiで、漫画の描写はとても綺麗。軽量かつ小型なので片手持ちで長時間読書していてもあまり疲れません。32GBでも大容量なので8GBで十分だったかも…。
目次でサクッと理解
開封の儀。付属品は極力少なめ
私はKindle Paperwhiteの32GB(広告付き)を15,980円で買いました。広告なしだと17,980円です。広告付きでも広告に邪魔されることがほぼ無いので広告付きを買って正解でした。
入っていたものはKindle Paperwhite本体、二枚の説明書、充電用のUSBケーブルでした。説明書には簡単な使い方が書いてあるだけ。
なお、8GBの広告つきモデルは13,980円。めちゃくちゃコスパが高いです…。8GBモデルを買っておけばよかった…。
またモデルは他にもあり、「Wi-Fi + 無料4G」モデルの「広告なし」だと32GBで22,980円します。
防水対応だけど水中使用は控えた方がいいかも
2018年モデルのKindle PaperwhiteはIPX8等級の防水対応ですが、水中で使うことは考慮されていないようです。あくまでも軽めの防水対応ですね。
IPX8等級の防水機能はAmazonで以下の通り説明されています。
Kindle Paperwhite(第10世代)及びKindle Oasis (第9世代)は、防水構造です。IEC(国際電機標準会議)規格IEC60529に規定された防水等級IPX8に対応し、深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないことが確認されています。また、Kindle端末を利用する可能性がある場所での防水試験も行っています。Kindle端末を誤って浴槽やプールなどに落とした場合、海辺で飛沫が付いた場合、その他端末に水がかかった場合は、以下の手順に従って対応してください。
Kindle Paperwhiteの外観
サイズは「167 x 116 x 8.18 mm」となっています。薄さ8.18 mmは驚異的です。
ほぼ紙と一緒!ディスプレイに軽く感激
新しいKindle Paperwhite(2018年モデル)の画面、かなり綺麗です。なんといっても、ディスプレイがほとんど紙と同じ質感を再現できているのです。これを体験すると、スマホやタブレットで漫画を読む気が無くなります。
Kindleと言えば読書に特化した「E Ink(イーインク)ディスプレイ」が特徴的。フロントライト方式は直接目を照らさないため目に優しいです。暗い場所でも目に負担が極力かからないのが嬉しいですね。
2018年モデルのKindle Paperwhiteはディスプレイの解像度が300ppi。iPhone 8の326ppiとほぼ変わりません。
ディスプレイが超細かくて、ディスプレイに関しては不満点がありません。というか、Kindle Paperwhiteを一度使ってみればその画面の綺麗さや目の負担の少なさ、そして紙の質感の再現度の高さに後戻りできなくなるでしょう。
超軽量で片手でも持ちやすい
既にKindle Paperwhiteをお持ちの方は「何を今更」と思われるでしょうが、2018年モデルのKindle Paperwhiteも最高に持ちやすくて、とてつもなく軽い!
しかし、手が小さい人は持ちにくかったりするそうです。もし購入後にKindle Paperwhiteが持ちにくいと感じたなら、100円ショップのダイソーでリングスタンドを購入することをおすすめします。
最初に行う設定
購入して初めてKindle Paperwhiteを起動した場合、まずは言語設定やWiFiの設定を行います。
いろいろ試してみた
動作はスマホよりも遅いけど許容範囲内
動作速度は概ね良好です。ページ送りやストアを閲覧する場合、ページの更新ほぼ一瞬で完了します。書籍のダウンロード速度も問題なし。
ただ、最新のスマートフォンと動作速度を比べるのはさすがに酷。しかし、普通に使う分には全く支障をきたすことのないスピードです。
ブラウザは使い物にならない
残念ながら、ブラウザは全然使えません。ブラウザは体験版として扱えますが、ヤフージャパンにアクセスしてもKindleのブラウザでは閲覧できませんでした…。
他のサイトも閲覧することは可能ですが、Kindle Paperwhiteで調べ物をするよりもスマホを使った方が断然速いので、今のところKindleのブラウザにメリットを見出すことができません。
何より、使い勝手が悪いんですよね…。今のGoogle ChromeなんかはURLバーに文字を入力してエンターを押すと簡単に検索できますが、KindleのブラウザだとURLバーで文字を入力しても検索できないのです。
ストレージ容量は8GBで良かったかも
失敗点があるとすれば、ストレージ容量を間違えたことですかね。私は32GBを選びましたが、読んだ本を削除していく使い方なら8GBでも全然余裕でしょう。
2018年モデルのKindle Paperwhiteの商品説明によると8GBモデルで漫画が約130冊も保存できるそうです。
8GBモデルならマンガが約130冊、32GBモデルなら、約650冊、書籍なら数千冊をこの一台に保存でき、クラウドには容量無制限で好きなだけ保存できるので、もう本棚のスペースを気にする必要はありません。
まとめ
- ディスプレイの解像度が最新スマホ並みなので超満足
- 紙の質感の再現度が凄すぎて、スマホやタブレットで漫画を読むのがバカらしくなる
- 余裕で片手持ちできる大きさと圧倒的軽さ
- 動作スピードはストレスがたまらない程度の速さ
- ブラウザは全然ダメ
- 容量は8GBで十分
- 広告付きでも読書中に広告が邪魔してくることはまず無い
- 防水対応なので水中で使わない限り大丈夫
- スタンドリングを買えば持ちやすさが向上
「小説とか漫画はスマホのKindleアプリで十分」と思っている人は、考えを変えた方がいいかもしれません。
とにかく2018年モデルのKindle Paperwhiteは画質が高く、漫画を読んでいる時は本物の紙で読んでいる感覚になります。
通常のKindleだと7,980円ほどで購入可能ですが、解像度はKindle Paperwhiteよりも劣ります。
2018年モデルのKindle Paperwhiteなら8GBの広告付きが13,980円で買えるので、コスパを高い方を選ぶならKindle Paperwhite一択でしょう。