釣具業界の闇?転売価格が異常な激レアルアー『漆黒ダッジ』を入手した

レイドジャパン(RAID JAPAN)から発売されている羽根モノ系ルアー(ブラックバス用)の「ダッジ(DODGE)」を購入できたので、そのカッコ良さと釣具業界の知られざる醜い部分を、釣りに詳しくない人にも分かりやすく紹介します。購入できたカラーは2018年の新色かつ一番人気の「SHIKKOKU(漆黒)」。

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漆黒のダッジ、運良く購入できました!

Raidjapan dodge4
遂にレイドジャパンのダッジが買えました!嬉しい!…と言いたいところですが、実はさほど欲しいルアーでもありませんでした。別に他にも羽根モノ系ルアーはたくさんありますし…ジャッカルのポンパドールJrとか…。けどあったら買っちゃいますよね…!!

ちなみに釣りに関して知らない人のために言うと、「ダッジ」というのはブラックバス用のルアーのことです。

ブラックバス用のルアーにもいろいろあって、このダッジは水の上をクロールするように泳ぐ動作でブラックバスに口を使わせる系統のルアーです。ダッジのように羽のような金具が付いているルアーを「羽根モノ系ルアー」と言ったりします。

大きく分類すると「羽根モノ系ルアー」はトップウォータープラグ(水上を泳ぐルアーのこと)なのですが、バス釣りについて知らない人は大体のことが分かれば十分です。

それでこのダッジというルアーはいろいろといわくつきのルアーで、定価(税込み3,780円)の2~3倍で転売されていまして…詳しいことは後にして、とにかく見てください!このカッコ良さを!!

ダッジの全体像

ダッジの全体像

ダッジの背中部分

ダッジの背中部分

ダッジの腹部分

ダッジの腹部分

ダッジの羽部分。黒くて超絶かっこいい

ダッジの羽部分。黒くて超絶かっこいい

眺める角度によっては目が赤く光る

眺める角度によっては目が赤く光る

ジャッカルのメガポンパドールと大きさを比較。長さはほとんど変わらない

ジャッカルのメガポンパドールと大きさを比較。長さはほとんど変わらない

なぜダッジはレアルアーなのか?

ダッジはブラックバス用ルアーの中でもトップクラスに入るくらいレアなルアーです。最近では本当の意味で一番入手しづらいルアーなのではないでしょうか。定価が税込みで3,780円に対し、オークションサイトでは8,000〜10,000円で取引されています。

どうしてこのダッジというルアーは入手困難なルアーになってしまったのか?諸説ありますが、以下のようなことが言われています↓

  • そもそも羽根モノ系ルアーは人気だから
  • 人気なルアーは転売屋や普通の人が転売目的で買い占めてしまうから
  • 発売元のレイドジャパンが大量生産しないから
  • バサー(バス釣りをする人)は流行に弱いから

羽根モノ系ルアーのようなトップウォータープラグを野池などで使うと、ブラックバスが水面をバシャーン!と割るようにしてルアーを食ってきますから、トップウォータープラグにはロマンがあるわけです。

普通のルアーを使ってブラックバスを釣るのに飽きた釣り人たちは、さらなるロマンを求めて大きいルアー(ビッグベイト)やトップウォータープラグを使い始める傾向にあると思います。

また、基本的にバサー(バス釣りをする人)という人種は流行に流されがちです。とあるルアーが流行り始めるとほとんどの人が同じルアーを使い始めます。メーカーの宣伝によって…。

宣伝は大体、バスプロがSNSでルアーやワームを絶賛していたりだとか、メーカーがYouTubeで紹介したりだとか、YouTuberにルアーをプロデュースさせたりだとか、そういう方法が取られます。

ブラックバス用ルアーを主とする業界ではこういった背景があります。しかし中でもダッジを販売しているレイドジャパンには黒い噂があるんです…。

レイドジャパンに対する疑惑「わざと少なくルアーを作っているのでは?」

釣具業界は厳しい世界です。不人気なルアーは不思議なくらい買われません。売れ残ったルアーは、釣具屋で定価の30~40%OFFで売り出される場合もあります。なのでとにかくメーカーは人気を取りに行かないといけないわけです。

レイドジャパンに対して多くの人が疑念を持っています。「あえてルアーの生産を抑えて、人気を維持しようとしているのでは?」と。

2018年現在、レイドジャパンはルアーメーカーの中でもカリスマ的人気を持つくらいの位置にいます。これはレイドジャパンの社長でありバスプロでもある「金森隆志(かなもり たかし)」氏の人気によるところも大きいでしょう。(私自身、金森隆志氏の人柄は好きです

ただこの金森隆志(通称:カナモ)という人、釣果(釣った魚)を捏造した疑惑を持たれているんです。具体的に言うと、別の人が釣ったブラックバスをあたかも自分で釣ったかのように見せたのではないか、と疑われていました(ブラックバスの使い回し)。

後日、疑惑の件に関しては「一切の事実無根」と断言しましたが、納得のいっていない人もいるはず。

参考:レイドジャパンまとめ – NAVER まとめお詫びとご報告 | RAID JAPAN

金森隆志氏に対する釣果捏造疑惑があるせいか、ダッジの生産に関しても「わざと少なく作っているのでは?」と疑われてしまっているわけです。

最後に:ダッジが入手困難なのは転売屋の存在が大きい

ただ、レイドジャパンを擁護せざるをえない部分もあります。一度人気メーカーになった以上、新発売のルアーはがっつり転売されてしまいます。(ダッジは2015年発売ですけど…)

多くの釣具屋では人気ルアーに対しては「お一人1個まで」と購入規制をかけてはいるものの、一人の客がルアーをたくさん確保して、後で友達に買わせるとか普通にあります。中には子供を連れたファミリー層の存在もあります。夫が嫁と子供にお金を持たせてルアーを買わせるわけですね。彼氏が彼女に買わせるパターンもあります。(購入規制のない店もあるみたいです)

今回の日本各地の釣具屋で行われたダッジ争奪戦でも、一人の客が8個のダッジを抱えて店内の奥まった所で電話をかけまくる場面を目撃しました。恐らく友達の分を確保し、友達が店に到着したらそのルアーを渡す予定だったのでしょう。

その店では約20個ほどのダッジしか入荷してませんでしたから、一人で8個も確保されると残りは大体12個くらい。そりゃ入手困難になるはずですわ!

金森隆志氏の釣果捏造疑惑に関しても、同じブラックバスをその日の内に釣ってしまうことはまれにあることです。まぁ、これ以上は何も言えません…。

とにかくダッジを購入できた自分は本当にラッキーでした。たまたま釣具屋に寄っただけですから。「隣の県でダッジが入荷したみたいだから、もしかしたらあるかも…?」とちょっとは狙いにいった部分もありますけど。

過剰に人気なルアーは運が良くないとまず買えません。普通に買うにはメルカリやヤフオクといったオークションサイト・アプリを利用するか、Amazonでバカ高い金を払うかくらいしかありません。

一番良いのは他のルアーを使うことです。似たようなルアーなんていくらでもありますから。そんなことは分かってはいるけれど、欲しい、使ってみたい。それがバサーの悲しき性(さが)…。

はっきり言って、羽根モノ系ルアーならダッジのよりもジャッカルのポンパドールJrの方がたくさんの魚が釣れますよ…!