シャープの加湿器HV-H75が革命的でおすすめ!実際に使ってレビュー

給水とメンテナンス(掃除)が従来の加湿器と比較して圧倒的に楽な、シャープの加湿器「HV-H75(HV-H55)」を購入。エコモードを使う前提なら1ヶ月あたり約500円の電気代で部屋内が適切な湿度に調整され、花粉症や乾燥で辛いシーズンでも快適に過ごせます。

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花粉・乾燥シーズンには便利で楽な加湿器を

シャープの新しい機構が取り入れられた革命的な加湿器「HV-H75 / HV-H55」が最高でした。

左が風が出るところ。右の穴に水を入れて給水できます

左が風が出るところ。右の穴に水を入れて給水できます

毎年、花粉や乾燥に悩まされている人には必須のレベルです。湿度が高いと花粉が湿って重くなり、早く床に落ちてくれますしね…。

実際に「HV-H75(同じデザインのHV-H55よりも加湿能力が高い)」の方を買って使ってみたので、良いところも悪いところも含めてレビューします。

結論を言うと、シャープの加湿器「HV-H75」はメンテナンスしやすくて、水も追加しやすくて今までの加湿器とは一線を画しています。2019年以降はメンテナンス性の高い加湿器がブームになる予感がします。

HV-H75の主な機能・性能

機能

  • 温度・湿度のWセンサー
  • 静音運転
  • プラズマクラスター
  • 単独運転
  • 水位モニター
  • 湿度表示ランプ
  • お手入れランプ
  • 切タイマー
  • フィルター乾燥

性能

加湿の適用床面積(目安) 木造和室12.5畳(21m²)、プレハブ洋室21畳(35m²)
1時間あたりの電気代 強=約9.1円、静音=約0.4円、自動エコ=約1.0円
加湿量 強=750mL/h、静音=200mL/h、自動エコ=最大480mL/h
連続加湿時間 強=約5.3h、静音=約19h
タンク容量 約4.0L

参考:仕様/寸法 | HV-H75 | 加湿機トップ:シャープ

悪い部分

部屋の湿度が細かく表示されない

HV-H75では部屋の湿度表示が高湿・適湿・低湿の三つしかありません。

本体に付いているボタンの配置。部屋内の湿度は大雑把に表示されます

本体に付いているボタンの配置。部屋内の湿度は大雑把に表示されます

部屋の湿度が何%なのか知りたい場合は湿度計か、湿度計の機能を持つ置き時計などを用意する必要があります。

私は湿度も測れる時計を部屋に置いて、現在の湿度がどれくらいなのか把握しています。

アラームが最強なくらいうるさいセイコーの「スーパーライデン」なんかは温度も湿度も測れるのでとても便利です。けっこう高いですけどね…。

別売りのAg+イオンカートリッジは必須

Ag+イオンカートリッジ(FZ-AG01K1)を加湿器に取り付けることによって加湿器内で銀イオンが発生し、カビやヌメリが発生しにくくなります。

Ag+イオンカートリッジ

Ag+イオンカートリッジ

Ag+イオンカートリッジ本体

Ag+イオンカートリッジ本体

これを取り付けるだけで黒カビや赤カビの発生を抑えることができるので、メンテナンスする加湿器を気持ちよく使えるというわけです。

しかしこのAg+イオンカートリッジ、HV-H75を買っても付いてきません。ネットか実店舗で購入する必要があります。

また、ネットでは偽物が出回っているので純正品を見極めないといけません。Amazonの場合、「Amazon.co.jp が販売、発送します。」と書かれている物なら純正品です。他の出品者からは買わないことをおすすめします。

交換の目安は1年です。交換を怠ると本当にカビが発生しやすくなるので面倒くさがらずに交換しましょう。

Ag+イオンカートリッジは給水トレーの内部に取り付けます(常に水に浸した状態)

Ag+イオンカートリッジは給水トレーの内部に取り付けます(常に水に浸した状態)

プラズマクラスターは効果があるのか?

本体前面にプラズマクラスターのロゴが配置されています

本体前面にプラズマクラスターのロゴが配置されています

このHV-H75にはプラズマクラスターが搭載されています。公式サイト等で公表されている効果は以下の通りです。

  • 空気浄化
  • 消臭
  • 静電気除去

空気浄化、つまり空気を綺麗にします。浮遊カビ菌を除菌したり、浮遊ウイルスの作用を抑えたりするそうです。

消臭効果もあります。タバコの匂いを消してくれるそうです。

除電(静電気除去)効果もあり、静電気の発生を抑えたり、ハウスダストや花粉がカーテンやソファなどへ付着するのを抑えてくれるそうです。

個人的に実感したのは静電気除去効果のみ。ただ静電気除去効果に関しては、湿度が上がれば静電気は発生しにくくなるのでプラズマクラスターのおかげかどうかは不明です。

結論を言うとプラズマクラスターの効果にはあまり期待しない方がいいでしょう。

給水するのが面倒な時の裏技

ちなみにHV-H75にはプラズマクラスターだけを発生させるモードがあります。

この俗に言うプラズマクラスターモードですが、使いようによってはそこそこ便利です。トレーから水が無くなってもその直後は加湿フィルターはまだ湿っているので、プラズマクラスターモードを使っても多少は加湿されるのです。給水しにいくのが面倒な時、暫定的な措置として重宝します。

また、フィルター乾燥のボタンを押せば温風が排出されます。正しい使い方ではありませんが簡易的なヒーターにもなります。

背面にはホコリが本体内に侵入しないようにフィルターが取り付けられています。多少は消臭効果や空気清浄効果があるかも?

背面にはホコリが本体内に侵入しないようにフィルターが取り付けられています。多少は消臭効果や空気清浄効果があるかも?

フィルターは簡単に取り外し可能

フィルターは簡単に取り外し可能

フィルターを外すと内部の構造が見えるようになります

フィルターを外すと内部の構造が見えるようになります

良い部分

水の追加がとても楽

HV-H75は他の加湿器と比べて給水が非常に楽です。給水方法は加湿器の上から水を注いで給水する方法と、トレーに直接水を入れる方法の二種類あります。

加湿器の上から給水する方法ではあらかじめ水を入れられる容器を用意する必要がありますが、容器は何でもいいです。清潔ならコップでもヤカンでもOK。

本体上部の右側にある注ぎ口から水を直接いれて給水します

本体上部の右側にある注ぎ口から水を直接いれて給水します

清潔な容器を用意するのが面倒なので、個人的にはトレーに直接水を入れる方法で給水しています。こちらならトレーを取り出し、トレーに水を入れ、トレーを加湿器に戻すという3ステップで給水が完了します。なおかつ、一度で満水まで水を入れられるので結局こちらの方が楽です。

トレー内に水を入れた様子。取っ手があるので持ち運びも楽

トレー内に水を入れた様子。取っ手があるので持ち運びも楽

しかしご家庭や部屋の状況によっては上から直接給水した方が楽な場合もあるはず。なので二種類の給水方法が用意されているHV-H75は便利なのです。

ちなみに6~8畳の部屋で使用する場合、給水回数は一日中家にいる場合は1日に1回です。普通にエコモードで運用していても1日に2回も給水することはまず無いです。外出する場合は2日に1回給水する程度です。

メンテナンスも非常に楽

HV-H75は簡単に手入れが出来ます。大雑把に分解できて、加湿器内部にタオルを通して汚れやホコリを取り除くことができるので、従来の加湿器よりも圧倒的に掃除が楽です。

注ぎ口も簡単に分解できます

注ぎ口も簡単に分解できます

注ぎ口のパーツを取り外した様子

注ぎ口のパーツを取り外した様子

風が出る部分のパーツを取り外した様子

風が出る部分のパーツを取り外した様子

手前が風を運ぶファンで、下の方には給水トレーと加湿フィルターが見えます

手前が風を運ぶファンで、下の方には給水トレーと加湿フィルターが見えます

加湿フィルターもサクッと取り外せます。重曹やクエン酸を入れた水に1~2時間くらい加湿フィルターをひたして、その後は加湿フィルターを水で少し洗い、HV-H75の機能の一つである「フィルター乾燥」を使えば加湿フィルターはほぼ完璧に綺麗になります。

「フィルター乾燥」は簡単に言えば温風で加湿フィルターを乾かす機能なんですが、この重要な機能が他の加湿器には無かったりします。

エコモードなら電気代も安い

電気代も安いです。HV-H75はハイブリッド式の加湿器で、水で濡れた加湿フィルターに温風を当てる方式をとっています。このハイブリッド式だと従来の気化式よりも加湿できて、スチーム式みたいに水を沸騰させることもないので電気代もそれほどかかりません。

強モードの加湿量は750mL/h、そしてエコモード(強)運転時の加湿量は480mL/h。結局はエコモード(電気代を抑えた自動運転モード)で運用することになります。

エコモードでは部屋内の湿度によって風の強さ(加湿量)が調整されます。湿度が60%になるまではエコモード(強)、湿度が55~60%くらいになると動作が止まるかエコモード(弱)になります。

ただHV-H75の場合、欠点があるとすれば「強」モードの電気代です。強モードは一時間あたり約9.1円の電気代が掛かります。24時間運用で9.1×24=214円、一ヶ月(30日)つけっぱなしだと6,552円もします。

そんな電気代のかかる強モードですが、はっきり言って全然使いません。実際は部屋の中を空気を入れ替えた時に、強モードは長くても10分程度しか使わないのです。一日に多くても2回しか使いません。

たとえば、睡眠時間を8時間、部屋にいる時間を8時間と仮定して一日に16時間加湿器を使うとします。

エコモードは1時間あたりの電気代が約1.0円。1円×16時間=16円となり、実際の電気代は一日16円。エコモードで運用するなら一ヶ月(30日)で16円×30日=480円となります。一気に湿度を上げたい時に強モードを使うとしても、電気代は大体一ヶ月あたり500〜600円で済みます。

動作音はうるさすぎない程度

はっきり言ってエコモード(強)と強モードは少しうるさいです。扇風機の強モードくらいは音が出ます。(強だと37dB、静音だと23dBほど)

しかし、部屋内の湿度が50~60%で安定してくればエコモードなら動作音が静かになるので全く問題がありません。

音が気になる場合は静音モードを使えばOK。静音モードだと加湿量が落ちますが、部屋内は40~50%くらいの湿度で落ち着くので妥協できます。(6~8畳ほどの部屋の場合)

水位が分かりやすい

あと、水がどれくらい残っているのかが非常に分かりやすくて助かります。水位を確認する方法は2つ。

  • 加湿器の上にあるパネルを見る
  • 給水トレーを見る

加湿器を上から見れば、水がどれくらいあるかざっくり分かります。センサーで水の量を把握しているようです。

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また、加湿器の下部にある給水トレーを直接見るという方法もあります。

給水トレーにはわずかに水が残っています。

給水トレーにはわずかに水が残っています。

基本的にエコモードで運用すればOK

加湿器は湿度を安定させる機械です。

人間にとって快適とされている湿度は40~60%とされてます。湿度が40%以下だと乾燥しすぎでウィルスが活発になります。60%以上だとカビやダニが発生しやすくなります。適切な湿度(40~60%)を保つために加湿器は存在します。

加湿器「HV-H75」はエコモードだと部屋内の湿度が55~60%になるように動作します。強モードなら湿度を60%以上にすることも可能ですが、カビやダニが発生するリスクを考えればあまりおすすめできることではありません。

使い方としては空気の入れ替えや帰宅した時など、部屋内の湿度を一気に上げたい場合は強モード(加湿量・750mL/h)を使い、ある程度湿度が上がってきたらエコモード(最大加湿量・480mL/h)に切り替えるのがベストです。

強モードでつけっぱなしだと電気代が高くつきますが、6~8畳くらいのワンルームなら強モードを使えば10分程度で湿度は50%を超えてきます。その後は電気代の安いエコモードで運用しましょう。

音が気になる場合は静音モード(1時間あたりの電気代約0.4円)を使います。一度湿度を50%以上にすれば静音モードでも約40~50%くらいで湿度が安定します。すきま風が入ってきて湿度が下がった場合は再びエコモードか強モードで湿度を上げてやればOKです。

なおHV-H75とデザインや大きさが同じのHV-H55が存在しますが、HV-H75の方が加湿量が高いです。HV-H55は強モードで550mL/hですが、HV-H75なら強モードで750mL/hです。

迅速に適切な湿度にしたいなら加湿能力の高いHV-H75を選べば間違いありません。